moccoの拠点、波佐見町
moccoが拠点を置く波佐見町は長崎県で唯一海に面していない、周囲を山々に囲まれた盆地にある磁器と緑の町です。
古くから生活に根ざした日用の陶磁器の生産が盛んで、現在でも波佐見焼は国内の日用食器の15%以上ものシェアを誇ります。
決まった形や色にこだわらず、時代ごとのライフスタイルや嗜好に合わせた柔軟な作風が特徴です。
近年では個人によって多様化する好みに合わせて、北欧デザインにも通じるモダンなものやポップカルチャーの影響を反映したものまで実に様々な磁器を送り出しています。
その自由な風土から新進気鋭の陶芸家を排出したり、都市部から移住し陶芸の道に進む人を生み出したりと今でも目まぐるしく進化を続けています。
日本棚田百選にも選ばれた鬼木の棚田では、古くから続く人の営みと日本の原風景を見ることができます。
山からの豊富な湧き水を棚田に受け止め利用することで、ため池を作らずとも稲作に必要な水の管理を可能にしています。
毎年9月には「鬼木棚田まつり」も開催され、地元の人達の作る100体以上の個性的なかかしたちが訪れた人を楽しませています。