更新が滞り申し訳ありません。モッコ代表の城後でございます。
3月4日から11日まで開催されました楽天スーパーセールにて、
モッコ楽天市場店には、多くの猪肉ご注文をいただきました。ありがとうございました。
昨日は、商品がお手元に届いたお客様より、「どうやって食べたら美味しいですか?」との
お電話をいただきまして、食卓の風景を想像し、嬉しい気持ちをいただきました。
さて、沢山の方に猪肉をお届けできて嬉しい限りですが、残念ながら弊社に入荷する
イノシシの個体数は、決して増えておりませんで、在庫がどんどん減っていて、
なかなかに困った状況にあります。
というのは、これまで捕獲できていたエリアの猟師さんから、なかなか捕獲できないと
お声を頂戴していることにあります。猟師さんと会話するときには、「病気ですかね?」
なんて茶を濁しているのですが、私は狩猟圧力による警戒心からだと思っております。
イノシシが穫れないとおっしゃる猟師さんが罠を架設されるエリアでは、
昨年複数回の捕獲講習会を実施して、イノシシ捕獲をこれまで以上に精力的に取り組まれた
猟師さんの数が増えました。その結果、不慣れなくくり罠を設置されるケースも増えました。
その結果、猟師さんが罠を設置された近くを警戒する個体が急速に増えているはずです。
このため、これまで捕獲できていた場所の近くに、イノシシが寄り付かなくなったり、
罠を警戒するようになって、なかなか捕まりにくい状況が起きていると感じています。
イノシシは、非常に頭が賢い動物で、罠など危険な状況を回避する能力が高く、
加えて仲間内で、警戒を呼びかける手段を持っているようで、警戒感が高まるエリアでは、
急激に捕獲が難しくなる状況が生じます。それは私自身の経験で得られたものです。
このため、しばらくはじっと耐えるほかないのかと思っております。
とはいえ、農家さんの生産物などに大きな被害を与えるイノシシを見過ごすこともできず、
私は、日々波佐見町の山を観察しながら、イノシシが活発に動いている場所を探し、
適切に罠を設置して、有害鳥獣駆除の捕獲を行い、食べていただけるお肉確保に尽力します。
先日も、イノシシが穫れないと地元猟師さんが言われているエリアから、一山超えた場所で、
箱罠架設2週間程で、上記の獲物を確保できましたので、やはり捕り方だと感じた次第です。